2015年10月1日~2016年3月31日にかけて「対人コミュニケーションにおけるメディアの役割の検証」という研究テーマで、株式会社 富士通研究所 メディア処理研究所からの受託研究を行うことが決まりました。
月別アーカイブ: 2015年11月
日本社会心理学会第56回大会での発表
2015年10月31日~11月1日、東京女子大学で開催された日本社会心理学会第56回大会で2件の研究発表を行いました。
1件は、神戸学院大学の毛 新華先生との共同研究で、日本人と中国人の対人コミュニケーションを比較したものです。今回はとくに言語コミュニケーションに注目した分析を行っています。この研究は科学研究費補助金(代表: 木村昌紀 研究課題番号: 247330525)の助成を受けて行われたものです。
木村昌紀・毛 新華 (2015). 初対面で愛想のいい遠回しな日本人, 親密な友人と本音で議論する中国人―協調的な討論状況における言語コミュニケーションの日本・中国間比較― 日本社会心理学会第56回大会発表論文集, p.177. 於: 東京女子大学 (10/31/2015).
もう1件も、神戸学院大学の毛 新華先生との共同研究で、中国人特有の社会的スキル・トレーニングを日本人に実施することで、日本人の中国社会適応能力を向上できるかについて実験的に検討したものです。この研究は、科学研究費補助金(代表: 毛 新華 研究課題番号: 15K17260)および平成27年度神戸学院大学人文学部研究推進費の助成を受けて行われたものです。
毛 新華・木村昌紀 (2015). 中国文化要素の社会的スキル・トレーニングが日本人大学生の意識と行動に与える影響 ―実験的アプローチによる検討― 日本社会心理学会第56回大会発表論文集, p.6. 於: 東京女子大学 (10/31/2015).
日本グループ・ダイナミックス学会第62回大会での発表
2015年10月11日~12日、奈良大学で開催された日本グループ・ダイナミックス学会第62回大会で研究発表を行いました。この研究は、信州大学の長谷川先生と清水先生、広島大学の相馬先生との共同研究です。これは科学研究費補助金(代表: 長谷川孝治 研究課題番号: 25380843)の援助を受けて行われたものです。
長谷川孝治・相馬敏彦・木村昌紀・清水健司 (2015). 自尊心と安心探しが社会的動機づけに及ぼす影響 日本グループ・ダイナミックス学会第62回大会発表論文集, p.40-41. 於: 奈良大学 (10/11/2015).
日本心理学会第79回大会での発表
2015年9月22日~24日、名古屋国際会議場で開催された日本心理学会第79回大会で2件の研究発表を行いました。
1つは、信州大学の長谷川先生と清水先生、広島大学の相馬先生との共同研究です。これは科学研究費補助金(代表: 長谷川孝治 研究課題番号: 25380843)の援助を受けて行われたものです。
長谷川孝治・相馬敏彦・木村昌紀・清水健司 (2015). 自尊心と安心探しが社会的拒絶への対処行動に及ぼす影響 日本心理学会第79回大会発表論文集, p.174. 於: 名古屋国際会議場 (9/23/2015).
もう1つは、静岡県立大学の山﨑先生との共同研究です。これは、第一発表者の指導のもと甲斐田祥子さんが作成した神戸女学院大学2014年度卒業論文を、本人の許可を得て再分析・考察したものです。ここで、甲斐田さんにあらためて謝意を表します。
木村昌紀・山﨑真理子 (2015). 友人との共食と痩身願望, 体型が青年期の女性の摂食量に及ぼす影響 日本心理学会第79回大会発表論文集, p.138. 於: 名古屋国際会議場 (9/22/2015).