「研究活動」カテゴリーアーカイブ

神戸市消防局・司令課教養研修の講師担当

神戸市消防局から依頼をいただき、2022年6月3日(金)神戸市役所危機管理棟で研修講師を担当しました。神戸市消防局警防部司令課司令係員の方を対象に、令和4年度 神戸市消防局司令課教養研修にて「119番通報 -緊急事態のコミュニケーション」をテーマに研修を行いました。緊急事態の心理とはどのようなものか、119番通報時に市民と司令係員はいかにコミュニケーションに取り組むべきか、などについて心理学の観点から解説しました。司令係 員の皆さんには大変熱心に受講いただき、たくさんのご質問やご意見をいただきました。

木村昌紀  (2022).  119番通報-緊急事態のコミュニケーション-  令和4年度 神戸市消防局司令課教養研修 於: 神戸市役所危機管理棟4階作戦室  (6/3/2022).

文部科学省: 科学研究費補助金(C) (代表)採択決定

2022年度から、研究代表者として以下の科学研究費補助金の採択が決定しました。共同研究者の先生方、連携いただく機関の皆様と協力しながら研究を進め、その成果を社会に還元していければと考えています。

2022年度~2025年度 「市民と通信指令員による緊急事態のコミュニケーションの実験社会心理学的研究」 (研究課題番号: 22KO3031) 木村昌紀(研究代表者)・塩谷尚正・北小屋 裕 文部科学省:  科学研究費補助金・基盤研究(C)

神奈川県消防学校・通信指令員研修の講師担当

神奈川県消防学校から依頼をいただき、神奈川県総合防災センター・消防学校で研修講師を担当しました。神奈川県消防職員の通信指令員の方を対象に、令和3年度 神奈川県消防学校 消防職員特別教育 通信指令員研修の講師を担当しました。「通信指令業務教育における心理学の導入」をテーマに、コミュニケーションの心理学や緊急時の心理、119番通報の際の市民と通信指令員による緊急時のコミュニケーション、などについて講義を行いました。

論文掲載・通信指令教育における心理学の導入

総務省消防庁消防大学校の機関誌「消防研修」最新第111号「特集 通信指令」で、「通信指令教育における心理学の導入」というテーマで論考を掲載いただきました。ここで紹介した研究・教育活動に協力いただいた全国の消防本部・署所、消防学校の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

木村昌紀 (2022). 通信指令教育における心理学の導入 消防研修, 111, 22-33. [pdf]

神戸市消防局・安全衛生管理教育リーダー研修の講師担当

神戸市消防局から依頼をいただき、神戸市役所危機管理棟で研修講師を担当しました。神戸市消防職員の方(対面研修16名、各署所Web受講者192名)を対象に、安全衛生管理の現状を把握し、職場のリーダーとして安全衛生教育を推進できる知識習得を目的とした研修です。「災害現場における活動隊員の心理」をテーマに、災害現場の心理やリスクテイキング、ヒューマンエラーなどについて、心理学の観点から講義を行いました。

研究室メンバーの卒業

2022年3月17日(木)対人関係心理学研究室のメンバーが以下の卒業論文を提出して、卒業しました。学生生活のうち、およそ2年間にわたってコロナ禍の困難な状況を乗り越え、ベストを尽くして興味深い研究を行ってくれました。ここでの経験が糧となること、何より皆さんのこれからの健康と活躍を願っています。

浅井 透子 (ASAI Toko)「飲食業における感謝・賞賛が職務満足感に及ぼす影響 -客・上司・同僚の比較- 」

原田 彩世 (HARADA Sayo)「 笑顔が魅力を低下させるとき-表情表出の特徴に注目して-」

廣瀬 彩乃 (HIROSE Ayano)「対人場面における認知的方略が友人との付き合い方に及ぼす影響」

小山 萌 (KOYAMA Moe)「なぜ人は犯罪の危険性があると知りながらネット上で自己情報を公開するのか 」

工藤 舞 (KUDO Mai)「 過敏型自己愛傾向と恥の多様さの関係 」

村田 瑛理 (MURATA Eri)「児童期の褒められ経験は高い敏感さを持つ者の 自尊感情やソーシャルスキルを高めるか 」

永井 美聡 (NAGAI Misato)「 スーツとシャツの2色配色が印象形成に与える影響 」 

西村 美乃里 (NISHIMURA Minori)「 販売業での接客において笑顔の質と量が顧客に与える影響」

小澤 凪彩 (OZAWA Nagisa)「クリティカルシンキング能力および志向性が 友人関係の良好さに及ぼす影響 」

佐久間 ゆきの (SAKUMA Yukino)「顔と声の一致・不一致、他者の性別及び自己との類似性が 印象形成に及ぼす影響 」

田籠 琴乃 (TAGOMORI Kotono)「利他行動におけるコストが行為者の主観的幸福感に及ぼす影響 」

第4回・通信指令シンポジウムでの発表

2022年2月12日(土)、泉州南広域消防本部の通信指令員の皆さんとの共同研究を第4回・通信指令シンポジウムで発表します。119番通報を円滑に行うために、一般市民に講習会を行った内容と成果についての報告になります。

若林秀昭・木村信広・阪上哲也・河合信二・阪木直也・松浦治人・木村昌紀 (2022).   「出来ますか?落ち着いて119」講習会-迅速で適正な119番通報普及への挑戦-    第4回通信指令シンポジウム「新型コロナ時代の通信指令-消防の最前線を担う通信指令のあり方-」 於:  ウェブ開催 (2/12/2022).

秋田県・総合防災課「通信指令員教育研修会」

秋田県総合防災課から依頼をいただき、秋田県庁・災害対策本部で秋田県下の消防職員の方を対象に令和3年度通信指令員教育研修会の講師を担当しました。「通信指令コミュニケーションスキル」をテーマに、119番通報の際の、市民と通信指令員による緊急時のコミュニケーションを迅速かつ適切に行うためにはどうすればいいか、通信指令員はどのような点に注意して対応するべきか、について心理学の観点から講義を行いました。

論文掲載・119番通報における市民の心理調査

一般市民約1000名を対象にしたオンライン調査から、119番通報における市民の心理を探索的に検討した論文が公刊されました。梅花女子大学の塩谷尚正先生、京都橘大学の北小屋裕先生との共著論文になります。災害時や傷病者が発生した際の緊急援助要請の通信である119番通報において、一般市民と消防の通信指令員が円滑にコミュニケーションするためにはどうすればいいか、その手がかりを探った研究になります。

木村昌紀・塩谷尚正・北小屋 裕 (2021). 119番通報における市民の心理的要因に関する探索的検討 神戸女学院大学論集, 68, 2, 29-44.

論文掲載・中国在留邦人の文化適応課題の検討

神戸学院大学の毛 新華先生、清水寛之先生との共著論文が神戸学院大学 心理学研究誌に掲載されました。中国在住の日本人会社員や留学生が関わりの中で感じる中国人の特徴について調査から抽出し、整理した研究になります。

毛 新華・清水寛之・木村昌紀 (2021). 中国の在留邦人における文化適応課題の検討―日中文化の相違点の認識に関する調査から― 神戸学院大学 心理学研究, 4, 33-42.