119番通信指令員教育テキストが消防庁HPに掲載

コミュニケーションの心理学に関する有識者として参加していた、「通信指令専科教育導入プロジェクト」で作成したテキストが総務省消防庁のHPに掲載されました。これは、平成27年度消防防災科学技術推進制度の助成を受けたプロジェクトで、市民が119番通報をした際の通信指令員の教育プログラム開発を目的にしたものです。

「通信指令専科教育導入プロジェクト」事案・法令編テキスト

著書(分担)「エピソードでわかる社会心理学」出版

木村昌紀 (2017). 「同じ言葉なのに伝えたいことが違う?」「鏡を見ているかのように、伝えあう」「近づくほどに見なくなる?もっと近くで見たくなる?」 谷口淳一・相馬敏彦・金政祐司・西村太志(編著). エピソードでわかる社会心理学ー恋愛関係・友人関係から学ぶ― 北樹出版. pp.40-43, 44-45, 48-49.

中国で開催された国際フォーラムでの講演

2017年3月18日~19日、中華人民共和国遼寧省大連市で開催された 儿童青少年社会性发展与健全人格培养”(児童・青少年の社会性の発達と健全なパーソナリティ育成)国際フォーラム(主催: 遼寧師範大学,大連市心理学会)に参加して、講演を行いました。

木村昌紀  (2017).  人际沟通的中日比较(対人コミュニケーションの中国・日本間比較―中国人と日本人の円滑な交流を目指して―)”儿童青少年社会性发展与健全人格培养”(児童・青少年の社会性の発達と健全なパーソナリティ育成)国際フォーラム, 於: 遼寧師範大学 (03/19/2017)

13名の研究室メンバーが卒業しました。

2017年3月16日、13名の研究室メンバーが卒業しました。個性豊かなメンバーが、それぞれ面白い研究に取り組んでくれました。これからの活躍と健康を祈っております。

橋本 真澄  (HASHIMOTO Masumi) 「きょうだい構成がおしゃれの関心に及ぼす影響」

井下 加菜  (INOSHITA Kana) 「人はなぜ他者からの援助提供を遠慮してしまうのか」

岩井 里沙  (IWAI Risa) 「ネガティブな相談内容を反応豊かな聞き手には開示しにくいのか」

道岡 日向子  (MICHIOKA Hinako) 「非関西弁話者の関西弁は関西弁話者に好まれないのか」

村山 優香  (MURAYAMA Yuka) 「社会的拒絶が自己開示に及ぼす影響」

尾原 真衣  (OHARA Mai) 「なぜ人はネイルをするのか」

置田 真由子 (OKITA Mayuko)  「対人関係の先延ばしにはどのようなパターンがあるのか?」

逢坂 美希  (OSAKA Miki) 「サービス場面における謝罪表出―誠実な謝罪と道具的謝罪の比較―」

高松 絵梨奈  (TAKAMATSU Erina) 「なぜ先延ばしで睡眠を選ぶのか」

樽本 陽子  (TARUMOTO Yoko) 「感動経験が援助行動に及ぼす影響」

渡邊 ちひろ  (WATANABE Chihiro) 「シャイな人は再会した友人に対して抑制的になるのか」

吉田 香帆  (YOSHIDA Kaho) 「妬まれた相手に自己卑下で返すのは効果的なのか?」

吉岡 まりか  (YOSHIOKA Marika)  「無言のタイミングと聞き手の感情が説得に及ぼす効果」