2022年12月20日(火)兵庫県広域防災センター・兵庫県消防学校からご依頼いただき、幹部候補職員の方を対象に研修を行い、講師を担当しました。
兵庫県下19消防本部から25名、滋賀県・京都府下の5消防本部から6名の幹部候補職員の皆様にご参加いただきました。
「現場活動・緊急事態の心理学」をテーマに、(1)災害現場の特徴とその心理、(2)いかにリスクと向き合うか(リスクテイキング)、(3)いかに失敗を想定するか(ヒューマンエラー)、(4)緊急事態対応の初動:119番通報について、心理学の観点から、これまでの研究・教育活動の取り組みを踏まえて解説しました。グループにわかれてディスカッションを行っていただき、参加いただいた幹部候補職員の方からは多くのご意見・ご質問をいただきました。
これから兵庫県や滋賀県、京都府の各消防本部において、参加いただいた皆様がリーダーシップを発揮される中で、難しい状況が多いとは存じますが、今回のお話が何か少しでも役立つこと、円滑・安全な職務遂行につながることを願っております。