日本社会心理学会第57回大会での発表

2016年9月17日~18日、関西学院大学で開催された日本社会心理学会第57回大会で2件の研究発表を行いました。

1件は、神戸学院大学の毛 新華先生との共同研究で、日本人と中国人の非協調的なコミュニケーションを比較したものです。具体的には、模擬的な葛藤状況を作り出し、実験的に検討を行いました。この研究は科学研究費補助金(代表: 木村昌紀 研究課題番号: 247330525)の助成を受けて行われたものです。

木村昌紀・毛 新華    (2016).     日本人と中国人は葛藤状況のコミュニケーションで何が違うのか?ー行動的役割演技法を用いた実験的アプローチ― 日本社会心理学会第57回大会発表論文集, p.35. 於: 関西学院大学 (9/17/2016).

もう1件は、京都橘大学の塩谷尚正先生との共同研究で、消防機関に対する一般市民の協力意図形成のメカニズムについて、信頼のTCCモデルをもとに検討したものです。

塩谷尚正・木村昌紀 (2016).    消防機関に対する市民の協力意図の規定因―信頼のTCCモデルによる検討― 日本社会心理学会第57回大会発表論文集, p.172. 於: 関西学院大学 (9/17/2016).