一般市民約1000名を対象にしたオンライン調査から、119番通報における市民の心理を探索的に検討した論文が公刊されました。梅花女子大学の塩谷尚正先生、京都橘大学の北小屋裕先生との共著論文になります。災害時や傷病者が発生した際の緊急援助要請の通信である119番通報において、一般市民と消防の通信指令員が円滑にコミュニケーションするためにはどうすればいいか、その手がかりを探った研究になります。
木村昌紀・塩谷尚正・北小屋 裕 (2021). 119番通報における市民の心理的要因に関する探索的検討 神戸女学院大学論集, 68, 2, 29-44.