2021年11月に、 株式会社 富士通研究所 先端融合技術研究所から教育・学術研究助成のための寄附を頂戴致しました。対人関係心理学研究室の教育・研究活動に活用させていただき、社会に還元していけるよう励みます。
「研究活動」カテゴリーアーカイブ
岡山県消防学校・通信指令研修
2021年12月3日(金)岡山県消防学校にて、
消防職員特別教育第1回通信指令研修 「通信指令と心理学」の講義を担当させていただきました。

木村昌紀 (2021). 通信指令と心理学 岡山県消防学校 消防職員特別教育第1回通信指令研修 於: 岡山県消防学校 (12/3/2021).
webメディア「わからないから、おもしろい。」研究紹介掲載
本学のWebメディア「わからないから、おもしろい。」に研究紹介「その笑顔、誤解されるかも? 日本人とグローバルなコミュニケーションを考える」が掲載されました。これまでに行ってきた日本人と中国人の対人コミュニケーション比較研究や、日本人と中国人による異文化コミュニケーションに関する研究について、解説しています。
研究室メンバーの卒業
2021年10月18日(月)対人関係心理学研究室のメンバーが以下の卒業論文を提出して、卒業しました。皆さんの門出を心よりお祝いいたします。研究室での卒業研究の取り組みがこれからの歩みに活かされること、健康と活躍を願います。
久保 春奈 (KUBO Haruna)「ネイルの装飾が印象形成に与える影響」
吉田 恵子 (YOSHIDA Satoko)「オンライン面接における就職活動生の自己呈示の検討」
論文掲載・謝罪の非言語的表出
Frontiers in Psychology誌に、謝罪の非言語的表出に関する論文が掲載されました。接客場面における顧客に対する店員の謝罪をテーマに、自分に非がある誠実な謝罪と、自分に非がない道具的謝罪に整理して、非言語行動を検討しました。神戸学院大学の山本恭子先生を筆頭著者とし、本研究室出身の逢坂美希さんの卒業研究を再分析・構成したものになります。
Kyoko Yamamoto, Masanori Kimura, & Miki Osaka (2021). Sorry, not sorry: Effects of different types of apologies and self-monitoring on non-verbal behaviors.Frontiers in Psychology, doi.org/10.3389/fpsyg.2021.689615.
大阪府消防学校・通信指令研修
2021年7月7日(水)大阪府消防学校にて、泉州南広域消防本部の河合信二氏と一緒に、第148回特別教育通信指令研修の「通信指令教育における心理学の導入」の講義を担当させていただきました。
木村昌紀・河合信二 (2021). 緊急通信の心理学 -通信指令業務教育における心理学の導入- 第148回特別教育通信指令研修 於: 大阪府立消防学校 (7/7/2021).
2021年度 物質・デバイス領域共同研究課題採択
2021年度 物質・デバイス領域共同研究課題で、大阪大学 産業科学研究所の駒谷和範先生を受入教員として「『話すこと自体』を目的とする対話システム評価への心理学的方法の適用」 を採択いただきました。
文部科学省: 科学研究費補助金・基盤研究(C)(分担)採択決定
2021年度から、分担研究者として以下の2件の科学研究費補助金の採択が決定しました。
2021年度~2024年度 「対人感情制御における感情表出の機能的役割の解明」(研究課題番号: 21K02972) 山本恭子(研究代表者)・木村昌紀 文部科学省: 科学研究費補助金・基盤研究(C)
2021年度~2024年度 「中国の在留邦人の文化適応支援に関する心理学的研究」(研究課題番号: 21K02991) 毛 新華(研究代表者)・清水寛之・木村昌紀 文部科学省: 科学研究費補助金・基盤研究(C)
研究室メンバーの卒業
2021年3月18日(木)対人関係心理学研究室のメンバーが以下の卒業論文を提出して、卒業しました。コロナ禍の困難な状況で、ベストを尽くして興味深い研究を行ってくれました。皆さんのこれからの健康と活躍を願っています。
藤井 貴世 (FUJII Kiyo)「白色または黒色の着衣が道徳的な判断に及ぼす影響」
神行 萌香 (KAMIYUKI Moeka)「幼少時の読み聞かせ体験が青年期の読書意欲に及ぼす影響―読み聞かせスタイルからの検討―」
柏木 真結 (KASHIWAGI Mayu)「食品宅配業におけるクレームの実態と効果的な対応方法の検討」
木本 千晶 (KIMOTO Chiaki)「セルフコントロールのトレーニングが先延ばし行動に与える影響―5分前行動に着目して―」
布浦 千聡 (NUNOURA Chisato)「支援的ユーモアが他者のネガティブ感情に及ぼす影響」
島田 ひなの (SHIMADA Hinano)「自尊心が低いと悲しみに寄り添えないのか―親友のSNSでのネガティブ投稿に対する反応の検討―」
白井 希 (SHIRAI Nozomi)「物を整理することで気持ちも整理されるのか-感情と思考に注目して-」
高橋 衣織 (TAKAHASHI Iori)「会社からの論理的な説得と家族からの非論理的な説得ではどちらを受け入れるのか-複数源泉・複数方向の説得状況からの検討-」
谷川 実優 (TANIGAWA Mao)「親密な他者との共食が情動的摂食に及ぼす影響」
矢田 恵梨華 (YADA Erika)「青年期の愛着スタイルが安心さがし行動に及ぼす影響」
第91回 言語・音声理解と対話処理研究会 パネル討論予定
2021年3月2日(火)に、第91回 言語・音声理解と対話処理研究会で、17:45~19:05の時間帯にパネル討論「対話データを用いた研究における文理連携の可能性を探る」で、 片桐 恭弘 先生(はこだて未来大)・ 小磯 花絵 先生(国立国語研究所) ・ 岡田 将吾 先生(北陸先端大) と一緒にパネリストを担当させていただきます。企画・司会は 中野 幹生 先生(SLUD研究会主査,C4A研究所)です。よろしくお願いいたします。