論文掲載・119番通報における市民の心理調査

一般市民約1000名を対象にしたオンライン調査から、119番通報における市民の心理を探索的に検討した論文が公刊されました。梅花女子大学の塩谷尚正先生、京都橘大学の北小屋裕先生との共著論文になります。災害時や傷病者が発生した際の緊急援助要請の通信である119番通報において、一般市民と消防の通信指令員が円滑にコミュニケーションするためにはどうすればいいか、その手がかりを探った研究になります。

木村昌紀・塩谷尚正・北小屋 裕 (2021). 119番通報における市民の心理的要因に関する探索的検討 神戸女学院大学論集, 68, 2, 29-44.

論文掲載・中国在留邦人の文化適応課題の検討

神戸学院大学の毛 新華先生、清水寛之先生との共著論文が神戸学院大学 心理学研究誌に掲載されました。中国在住の日本人会社員や留学生が関わりの中で感じる中国人の特徴について調査から抽出し、整理した研究になります。

毛 新華・清水寛之・木村昌紀 (2021). 中国の在留邦人における文化適応課題の検討―日中文化の相違点の認識に関する調査から― 神戸学院大学 心理学研究, 4, 33-42.

兵庫県広域防災センター・兵庫県消防学校「通信指令科」研修

2021年12月20日(月)兵庫県広域防災センター・兵庫県消防学校にて、119番通報を受信する消防の通信指令員の方を対象に、通報者との緊急事態のコミュニケーションを円滑に行うために令和3年度特別教育「通信指令科」で心理学の観点から研修の講師を担当しました。兵庫県下を中心に、滋賀県・京都府・和歌山県を含め40名強の消防職員の方々に参加いただきました。

岡山県消防学校・通信指令研修

2021年12月3日(金)岡山県消防学校にて、
消防職員特別教育第1回通信指令研修 「通信指令と心理学」の講義を担当させていただきました。

木村昌紀  (2021).  通信指令と心理学  岡山県消防学校 消防職員特別教育第1回通信指令研修 於: 岡山県消防学校  (12/3/2021).