「教育活動」カテゴリーアーカイブ

山形県モデル通信指令専科教育授業で講師担当

2018年3月13日(火)山形県総合研修センターで行われた、山形県モデル通信指令専科教育授業で、泉州南広域消防本部の大西保氏と講師を担当しました。授業プログラム全体は4日間に渡る内容で、そのうち初日午前に「通信指令コミュニケーション総論」を担当しました。119番通報における通報者と通信指令員のコミュニケーションを理解する枠組みとして心理学の観点から解説しました。

木村昌紀・大西 保  (2018). 通信指令コミュニケーション総論 山形県モデル通信指令専科教育授業 於: 山形県総合研修センター (3/13/2018).

通信指令シンポジウムで座長を担当

2018年2月17日(土)帝京大学で開催された、通信指令シンポジウム「ことばで命をつなぐ」で座長を担当しました。本シンポジウムは、総務省消防庁 消防防災科学技術研究推進制度「通報内容からの心停止および多数傷病者の察知と対応に関する研究」の助成を受けて行われました。

芳賀 繁 (2018). 失敗の心理学 ー通信指令がおかすヒューマンエラーのメカニズムと安全マネジメントー (講演: 芳賀 繁/座長: 木村昌紀) 通信指令シンポジウム「ことばで命をつなぐ」 於: 帝京大学 (2/17/2018).

大阪府立消防学校での研修講師を担当

2018年2月9日(金)大阪府立消防学校で行われた、第113回特別教育通信指令研修で、泉州南広域消防本部の大西保氏と研修講師を担当しました。119番通報の通信指令員の方を対象に、通報者と通信指令員のコミュニケーションについて心理学の観点からお話しました。

木村昌紀・大西 保  (2018).  緊急通信の心理学 ー通信指令業務教育における心理学の導入ー  第113回特別教育通信指令研修 於: 大阪府立消防学校  (2/9/2018).

13名の研究室メンバーが卒業しました。

2018年3月16日、13名の研究室メンバーが卒業しました。それぞれの関心に基づいて精力的に研究し、論文を書き上げてくれました。新天地での活躍と、皆さんの健康を祈っております。

藤井 菜穂 (FUJII Naho)  「服装の類似性が対人魅力に及ぼす影響」

甲谷 由希 (KANGAI Yuki) 「口コミの発信者が意思決定に及ぼす影響」

川口 瑛子 (KAWAGUCHI Eiko)   「シャイな人は苦手な相手に対して受容的なつきあい方をするか」

黒田 智美 (KURODA Tomomi)   「言葉で説明する自信がない人ほどジェスチャーをするのか」

森本 菜月 (Morimoto Natsuki)   「他者との関係性と伝達手段によってほめ言葉による状態自尊心の変化はみられるのか」

大引 麻祐子 (OBIKI Mayuko)   「内向的な人でも発言量は事前準備によって増加するのか」

大槻 夏加 (OTSUKI Natsuka)   「関係段階とコミュニケーションスキルが友人関係の良好性に及ぼす影響」

寺川 香純 (TERAKAWA Kasumi)   「会話者双方の性別及び文末形式のジェンダーが印象形成に及ぼす影響」

齋藤 郁実 (SAITO Ikumi)     「だてマスクを使用すると話しやすくなるのか?」

進藤 百花 (SHINDO Momoka)   「関係の対立が見られるチームでも目的を共有していれば良いパフォーマンスは出来るのか」

宇野 芙孔 (UNO Fuku)   「ペット飼育がレジリエンスに及ぼす影響」

和田 尚子 (WADA Naoko)  「きょうだいの有無と出生順位が恋愛関係の排他性に及ぼす影響」

山縣 芽生 (YAMAGATA Mei)  「加害者による道徳的主張は第三者の評価を変容するのか」

2017年度の新たな研究室メンバー12名

2017年4月、研究室メンバーとして12名が新たに3回生ゼミに加わりました。これからよろしくお願いします。

橋本 紗希 (HASHIMOTO Saki)

岩佐 和        (IWASA Nodoka)

木村 菜々  (KIMURA Nana)

小原 桜子  (KOHARA Sakurako)

小島 麗       (KOJIMA Urara)

南   歩美       (MINAMI Ayumi)

森本 彩香  (MORIMOTO Ayaka)

村上 恵梨 (MURAKAMI Eri)

長田 湖都 (OSADA Koto)

太田 莉彩子 (OTA Risako)

                   山本 文香 (YAMAMOTO Ayaka)

山﨑   葉月    (YAMAZAKI Hazuki)

119番通信指令員教育テキストが消防庁HPに掲載

コミュニケーションの心理学に関する有識者として参加していた、「通信指令専科教育導入プロジェクト」で作成したテキストが総務省消防庁のHPに掲載されました。これは、平成27年度消防防災科学技術推進制度の助成を受けたプロジェクトで、市民が119番通報をした際の通信指令員の教育プログラム開発を目的にしたものです。

「通信指令専科教育導入プロジェクト」事案・法令編テキスト

著書(分担)「エピソードでわかる社会心理学」出版

木村昌紀 (2017). 「同じ言葉なのに伝えたいことが違う?」「鏡を見ているかのように、伝えあう」「近づくほどに見なくなる?もっと近くで見たくなる?」 谷口淳一・相馬敏彦・金政祐司・西村太志(編著). エピソードでわかる社会心理学ー恋愛関係・友人関係から学ぶ― 北樹出版. pp.40-43, 44-45, 48-49.

13名の研究室メンバーが卒業しました。

2017年3月16日、13名の研究室メンバーが卒業しました。個性豊かなメンバーが、それぞれ面白い研究に取り組んでくれました。これからの活躍と健康を祈っております。

橋本 真澄  (HASHIMOTO Masumi) 「きょうだい構成がおしゃれの関心に及ぼす影響」

井下 加菜  (INOSHITA Kana) 「人はなぜ他者からの援助提供を遠慮してしまうのか」

岩井 里沙  (IWAI Risa) 「ネガティブな相談内容を反応豊かな聞き手には開示しにくいのか」

道岡 日向子  (MICHIOKA Hinako) 「非関西弁話者の関西弁は関西弁話者に好まれないのか」

村山 優香  (MURAYAMA Yuka) 「社会的拒絶が自己開示に及ぼす影響」

尾原 真衣  (OHARA Mai) 「なぜ人はネイルをするのか」

置田 真由子 (OKITA Mayuko)  「対人関係の先延ばしにはどのようなパターンがあるのか?」

逢坂 美希  (OSAKA Miki) 「サービス場面における謝罪表出―誠実な謝罪と道具的謝罪の比較―」

高松 絵梨奈  (TAKAMATSU Erina) 「なぜ先延ばしで睡眠を選ぶのか」

樽本 陽子  (TARUMOTO Yoko) 「感動経験が援助行動に及ぼす影響」

渡邊 ちひろ  (WATANABE Chihiro) 「シャイな人は再会した友人に対して抑制的になるのか」

吉田 香帆  (YOSHIDA Kaho) 「妬まれた相手に自己卑下で返すのは効果的なのか?」

吉岡 まりか  (YOSHIOKA Marika)  「無言のタイミングと聞き手の感情が説得に及ぼす効果」

日本心理学会第79回大会 優秀発表賞の受賞

2015年9月22日に名古屋国際会議場で開催された、日本心理学会第79回大会において発表を行った「友人との共食と痩身願望, 体型が青年期の女性の摂食量に及ぼす影響」が優秀発表賞を受賞しました。この研究は、本研究室OGである甲斐田祥子さんの神戸女学院大学2014年度卒業論文「痩身願望と友人との共食が菓子の摂食量に及ぼす影響」をもとにしたものです。甲斐田さんの承諾のもと、静岡県立大学の山﨑真理子先生とともに、データを再分析及び再考察しました。ここで、意欲的に卒業研究に取り組み、そのデータの再分析・再考察を許可してくれた甲斐田さんに感謝いたします。

木村昌紀・山﨑真理子 (2015). 友人との共食と痩身願望, 体型が青年期の女性の摂食量に及ぼす影響 日本心理学会第79回大会発表論文集, p.138. 於: 名古屋国際会議場 (9/22/2015).